子供のうちから行う矯正治療
歯並びや滑舌が気になるようなら相談を!
矯正治療が必要な4つのパターン
①反対咬合
②開咬
③上顎前突
④乱ぐい歯
子供のうちから矯正を始めるメリット
①滑舌の向上
②口内を清潔にできる
③見た目のコンプレックスの改善
④あごや輪郭の歪みを軽減させる可能性もある
子供のうちから矯正を始めるデメリット
①虫歯リスクを高めてしまう
②治療期間が長くなる
③子供が矯正に対して協力的にならないこともある
さいごに
まず、子供の歯並びや滑舌が気になるようでしたら早めに歯科医院に相談することをおすすめいたします。小児矯正は、永久歯が生えそろう前から始めることができます。実は、歯を抜かずに矯正ができる可能性があるのは子供のうちから始めた場合のみなのです。目安としては6歳くらいから始めることが多いです。
矯正治療を行っている4つのパターンをご紹介いたします。
反対咬合とは、上の歯よりも下の歯が前に出てくる状態のことをいいます。この歯並びの場合、見た目の問題はもちろん、顎の関節への負担が大きくなってしまったり、歯の隅々まで磨くことが難しくなるため虫歯へのリスクが高くなります。反対咬合は遺伝や悪習癖が原因で起きます。
オープンバイトと呼ばれることもある開咬とは、前歯の上と下がしっかりと噛み合わない状態のことをいいます。前歯が噛み合っておらず、食べものをうまく噛み切れないほかに、発音の問題や顎関節症のリスクも高いため注意が必要です。
上顎前突とは、いわゆる出っ歯のことを指します。この歯並びの子供は、ふだん口がぽかんと空いていることが多いです。そのため見た目の問題のほかにも、口の中が乾燥しやすくなり、虫歯菌や歯周病のリスクが高くなってしまいます。
乱ぐい歯とは、歯がデコボコに生えている状態をいいます。乱ぐい歯だと歯磨きがしにくくなるため、虫歯や歯周病になりやすくなります。
では次に、小さいうちから矯正を始めるメリットを4つ紹介します。
子供の滑舌がよくないのは、歯並びが影響している場合があります。歯並びを治すことで発音がしやすくなり、それと同時に滑舌もよくなることがあります。
歯並びが悪いと歯と歯の間に隙間ができたり凸凹ができたりすることで食べかすが挟まりやすくなったり、歯磨きの際にブラシが届きにくかったりします。しかし、矯正をして歯並びをよくすることで、歯磨きがしやすくなり口内を清潔な状態に保ちやすくなるのです。
子供が歯並びにコンプレックスを感じている場合、矯正をすることでコンプレックスを改善することが可能です。早いうちから矯正をしておくことで口元の見た目に自信を持つことができるようになります。
子供の時期はあごが成長する時期でもあるため、この時期に噛み合わせが悪いまま放っておくと歪んだまま成長してしまうケースもあります。あごの歪みは見た目の他にも首や筋肉の緊張にも繋がるので、全身に負荷をかけてしまいます。逆に子供のうちから矯正をして噛み合わせを改善しておくことで、口腔から影響を受ける可能性のある身体の不調を予防することにつながるのです。
小さいうちから矯正を始めるのは、メリットだけでなくデメリットも存在します。具体的なデメリットを3つ紹介します。
矯正装置を装着すると、歯磨きしにくくなるため注意が必要となります。装置と歯の間に食べかすがつまって汚れが残りやすくなるので、丁寧に歯磨きをしないと虫歯になりやすい可能性があります。
子供のころに矯正する場合、第1期治療と第2期治療に分けて矯正をします。そのため、第1期治療からだと経過観察の時期があり、合計治療期間が長くなってしまいます。
子供が矯正をする際、親御様の意見が大きい場合が多く、子供本人が矯正を嫌がることがあります。矯正器具をつけている間は違和感を覚えることもあるため、ストレスを感じさせてしまう可能性もあります。
ここまで子供のうちから行う矯正治療などについてご紹介しましたが、当院では大人の矯正治療やお子様の治療を積極的に行っております。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
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