小児歯科の虫歯治療とは？進行別の治療方法をご紹介！

○子供が虫歯治療をすべき理由

 

『乳歯が虫歯になっても生え変わるから治療し

なくてもいいのでは？』と考える方々もいるかもしれませんが、

乳歯でも虫歯の治療は必ずしましょう。

 

なぜなら…

 

乳歯が虫歯になってしまうと永久歯にも影響が

出てしまう場合があるからです。

虫歯が深く進んでしまうほど永久歯に影響が

出てしまうので早期発見・早期治療をする事によって回復も早いです。

 

また、乳歯は永久歯よりも虫歯の進行が早いので

放って置いてしまうと小さかった虫歯が深く大きくなって

悪化してしまう恐れがあります。

 

 

○子供が虫歯になりやすい場所

 

年齢によって虫歯になりやすい場所は違って

くるのですが特に虫歯になりやすい場所は3箇所です。

 

・奥歯の噛む面

・歯と歯の間

・歯と歯茎の境目

 

あとは生えたての歯も弱く虫歯になりやすいので

ここのポイントを抑えてお子さんにしっかり磨いてもらい

仕上げ磨きでも念入りに磨いてあげましょう！

 

○小児歯科における進行別の虫歯治療

 

①虫歯初期

虫歯の初期段階であれば歯を削る治療はせずに

ブラッシング指導でご自宅でしっかり磨いてもらったり

虫歯予防のお薬(フッ素)で歯の再石灰化をしてあげれば

治療はせずに済み健康な歯に戻る事があります。

 

②歯の色が変わり虫歯が進行している場合

まだ、神経まで進んでいない場合は虫歯の部分を削り

白いプラスチックの材料で埋める処置や銀の詰め物で処置をします。

 

神経まで進んでしまっている場合は

根っこの治療をし銀の被せ物をします。

 

③歯が虫歯に侵食されるまで進行している場合

ここまで来ると永久歯に影響が出てしまう事を考えて

抜歯する可能性があります。

 

麻酔をする事になるのでお子さんへの負担が

大きい為出来るだけ早期発見が大切となります。

 

気になる事がございましたらお気軽にご相談下さい。